10年以上IT業界で働くコンサルタントが、市場動向、顧客動向、業界動向、技術動向、競合分析、勝筋分析、ニーズ分析、差別化、プロダクトベネフィット分析、を行うときによく使う便利なフレームワークの一覧を纏めました。
是非ご参考にどうぞ。
最後の方に、編集できるパワーポイントの資料で色んなフレームワークを乗せたものをダウンロードできます。
SWOT
SWOT分析はサービスの強味、外部的な要因を客観的に視覚化することに役立ちます。
強みが外部要因によってどう変化するのか、勝負すべき要因、避けるべき勝負の判断に役立ちます
4P分析
4P分析は4つの指標を元にサービスを分析しましょう。というフレームワークです。
無形商品だと場所は除きますが、意識しなくてもこの4点の戦略は必ず最初に考える事です。
どのタイミングで用いるかというと、ある程度サービスの強味、ターゲットが決まった後、どの様に販売していくかの販売戦略を考える時に用います。
5フォース分析
これも売る為の指標です。
5つの脅威を元に、競争力をどうやって確保してどこで勝負するか明確化するために参考にします。
ポジションマップ
こちらも競争戦略に利用します。
競争力の少ない分野、あまり他社がいない分野を調べたり、どこをターゲットにすべきかの参考になります。
QCT分析
QCTはデリバリーに近い考え方です。
顧客満足度を上げるためにどれも落としてはいけないものです。
納期が短いからと言って品質を落とすべきものではなく、品質が低いからといってコストを落とすべきものでもなく、コストを無視して納期を重視するべきでもありません。
一番大事なのは信頼を得る事ですが、信頼の背景にはこの3点が存在します。
KSF
戦略がまとまってきたらKSFやKBFを纏めていきます。
成功に必要な重要な要因の事で、何をすれば成功に近づくのか共通のキーワードを用意します。
例えば、KSFの要素として、サービス、品質、品ぞろえ、人材があった場合、この中でも更に重要なものを検討し、人材が一番重要となればKSFは「○○技術の専門知識を持った優秀なタレント」になります。
KBF
サービスの購入を顧客が決める際に、重視する要素や判断基準です。
例えば導入するためのステップが少ない「導入し易さ」とかです。
ユーザ定義(ペルソナ)
ペルソナは用意した方が進めやすい案件とあまり意味のない案件があります。
あまり意味のないケースは登場人物が多く、ビジネスに特化しておりペルソナの特色があまり反映されない業務基幹系のサービス。
用意した方がいいのはある程度限定的で専門的な分野。この場合ユーザ動向を判断する良い基準になります。
フレームワーク 無料ダウンロード
他にも沢山のフレームワークが世の中には存在していますが、実際使う事の多いフレームワークを用意しました。
パワーポイント形式なので自由に編集することができます。