人材派遣業の将来はどうなるか。

人材派遣業の将来はどうなるか。

人材派遣業の将来

働き方が年々変わる昨今、コロナ情勢によって意識の変化と共に、待遇面も大きく変わりつつあります。
今やリモートも当たり前になってきていて、会社に週5で張り付いて仕事をする人も少なくなってきました。

リモート、フレックス、場所は問わない。

これがこれからの標準になる気がします。

雇用形態も新人を囲い込んで退職金を出すまで長年使う企業より、即戦力の人材をスキル雇用する会社が増えてきています。

新人を雇う場合、それなりの教育コストがかかりますが、即戦力の中途採用の場合は人件費が高い分教育コストも低くなり、それだけではなく売上を大幅に上げる技術を持っています。

会社に一生尽くす時代ではなく、各個人が自分の好きな様に、好きな場所で好きな時間に働く土台ができ始めています。

また、年々競争も激しくなってきてたり、昔ながらのやり方ではやっていけない状況で、無益な人は雇い続けないことが基本になってくると思います。

要するに海外の様に転職回数は問わず、使えるなら使う、使えないなら雇わない。

これが当たり前になる社会が近づいています。

キーワードは裁量性、パーソナリティ重視

SDGsが今や当たり前ですが、社会にとってだけでなく、個人にとっても持続可能な社会になるべきです

毎日がプレミアムフライデーの様な、会議が全く不要な様な。

そんな働き方で、個人を重視する時代になってきます。

人材派遣の会社数は年々増えてる

フリーランス用のプラットフォームや、デザイナー、エンジニアに特化した転職、派遣、案件紹介プラットフォームはかなり増えてきています。
紹介手数料も年収の30%が昔は当たり前でしたが、必要な時間、必要な日数だけ雇う形式で費用を抑える事が出来たり、また紹介にかかる手間を自動化することで紹介料を抑える企業も増えてきています。

介護派遣の会社数も年々増えてる

介護派遣に関しても専門業者が増えてきています。
低賃金、ハードワークのイメージが強い介護派遣についても、システム面での強化も進んでいます。

システム面の強化というのは、何度かシステム作成のお手伝いをしたことがありますが、介護を必要とするユーザが、近くの介護士を募集する仕組みだったり。

介護を提供する側が人手不足な時に、すぐに紹介をかけて、人員を募集、求めている技術を持つ人員に対し即座にシフトを組めるような。

そんなシステムも増えてきています。

介護に関しては今から、これからも課題が尽きない業種です。

課題が多い業種こそがこれから伸びる分野だと思っています。

このように仕事を紹介する場所の増加と、自由に働きたい人の増加で、派遣業種はこれからも伸び続ける分野だと思っています。