メタバース 株価から見る仮想空間と近い未来どうなるか

メタバース 株価から見る仮想空間と近い未来どうなるか

今巷ではメタバースの事をよく耳にします。

仮想空間の事でしょ。。ん?いや、仮想空間って言ったっていろんなものあるけど。。今回はそんな「メタバース」とは何か。株の情報を含めまとめていきます。

メタバースとは

メタ(超越した)+ ユニバース(宇宙)を合体させた造語で、ネットワーク上に構築された仮想空間や仮想空間に配置されるサービスの事をメタバースと呼びます。

分かり易い所で行くと、動物の森やフォートナイト、グランドセフトオートの様なゲームもメタバースの一種です。

中でも話題となってるメタバースとは「衛星データとAIを利用して下層空間を自動的に作り出す」方法の事です。

衛星データを3DCG技術を用いて、自動的に世界を作りだします。

メタバース 仮想 空間

メタバースを利用した仮想空間とはどの様なものでしょう。

衛星データを使うということで、実際の世界と同じものが仮想空間上でリアルに再現されます。

リアルに再現されたデータをプラットフォームとして自由に利用できることで、自分の好きな世界を好きに作り出すことが出来るようになります。

このプラットフォームにFacebookをはじめとするGAFA(Google、アップル、Facebook、Amazon)も目を付け、相当額の投資を始めています。

精度高く、下層空間を提供することができれば、そのプラットフォームを利用して様々なサービスが参入します。例えば、ゲーム機を作って、そのゲーム機にあったゲームソフトを色々な会社に沢山作ってもらうことでゲーム機は売れ続ける様な、大きな商流を掴むことができます。

メタバースで働き方が変わる?

例えばメタバースを利用したプラットフォーム上では、一瞬で好きな場所を訪れる事が出来ます。

話したい人が何をしていて、どこにいて、どんなことをしているか、仮想空間上で把握することができます。

例えば、

「あの人今社長室に行ってるからこの後重たい事言われそうだな、、あの案件準備しておこっと。。」

「タバコ吸ってるから5分後には話せるかな。。とか」

「あっち見てる。あれに今興味があるのか・・」

とか。今までのビデオ通話が上半身だけだったりカメラをオンにする苦痛もなく、場所に加えて、伝わってくる情報が多くなり、その分仕事もしやすくなります。

メタバースで買い物が変わる

ライブコマースはメタバースによって進化すると思います。

今までネット上の買い物はポチポチ文字や写真を押して移動していました。

これがメタバースにより、好きな土地に行って好きなショップを好きなだけ回ることができます。

「こっちのショップはこんなディスプレイをしてて、この商品に力を入れてる。」

「横のショップは同じ感じだけど色の使い方がおしゃれ」

「この裏路地のショップもいい感じ」

と今まで興味の無かったお店にも出向く機会が出来たり、商品の3D化が進めば実物を見る様に分かり易く、自分の家までもデータ化されれば、一瞬で家に置いたときのイメージが出来たりアバターに着せてどんな感じか見ることもできます。

メタバースが不動産を変える

物件の確認もかなり簡単になります。

「更に横にはこんな川が流れてて、風が強い。」

「少し裏に回ると服飾学校があっておしゃれそうな学生が多くいる。」

…と沢山の情報も入る様になります。

メタバースで旅行が変わる

これは言わずもがな。バーチャルで好きな場所を観光できます。とはいえ、グーグルマップ位の精度では何も変わらないので、どれだけリアルにどれだけ実感できるかがカギになります。

ブロックチェーンを利用した仮想通貨でのやり取り

ブロックチェーンを利用することで、メタバース内のアイテムやデータに作成者の情報を付与し、デジタル資産を持つことになります。

このような技術はNFTと呼ばれ、既に簡単なイラストデータが数億円で取引されることもあります。

メタバースが発展する為には

衛星の精度と、解析するAIの精度、構築するCGの技術をどれだけ高められるかもそうですが、衛星、AI、CGによってつくられたプラットフォームをどれだけ簡単に使えるかも肝になってきます。

流行らす側(使う側)がどれだけ簡単に使えるかが問題です。

また、I/Fも今のVRやキーボードでは厳しい気がします。とはいえ、VRをこれ以上進化させるためには眼鏡位の装着感じゃないと厳しいと考えると結構未来になるので、投資先としては向いてなさそうです。

メタバース セカンド ライフ

2002年にメタバースを作ったSecond Lifeは当時の重たい回線と、人気コンテンツの無さ、操作の複雑性で、流行にはなりませんでした。

メタバース 株価

メタバースに着手した株投資の場合、今投資するならNFT関連。

中期的に投資するなら、クリエイター関連、プログラマーの人材派遣系は伸び続けると思います。
また翻訳関連。

長い目で見るならFortNightを作り出したエピック・ゲームスに出資しているSONYや人気コンテンツを作り出せる任天堂、スクウェア・エニックス、グリーがいいと思います。

メタバース スタートアップ

かなりの投資が必要なメタバースなので、株投資で見た時はスタートアップ企業は投資対象にはなりにくいと思います。

強いて言えば、既にスタートアップの域を超えていますが、約190億円を調達した「Improbable」位でしょうか。